ニコチン依存度テスト 「依存は病気」の自覚を
タバコを止められないのはニコチン依存症という病気。
その本質は薬物依存症と同じ=麻薬中毒患者
①起床後何分で最初のタバコをすうか?
0:61分以上経過後 1:31〜60分 2:6〜30分 3:5分以内
②喫煙できない場所で喫煙を我慢するのが難しいか?
0:いいえ 1:はい
③1日の中でどの時点の喫煙が一番止めにくいか?
0:目覚めの1本以外 1:目覚めの1本
④1日、何本のタバコを吸うか?
0:10本以下 1:11〜20本 2:21〜30本 3:31本以上
⑤起床後2〜3時間以内に吸う本数の方がそれ以降に吸う本数より多いか?
0:いいえ 1:はい
⑥病気で1日寝ているような時でもタバコを吸うか?
0:いいえ 1:はい
合計点数 ニコチン依存度 禁煙補助薬
0〜 3点 低 ニコチンガム
4〜 6点 中 市販のニコチンパッチ
7〜10点 高 内服薬
(医療機関での禁煙治療)
タバコの煙には一酸化炭素やカドミウム、ホルムアルデヒド、ニトロサミンなど様々な有害物質が含まれている。病気の発祥リスクも高まる。代表例はがん。肺がんや胃がん、咽頭がん、大腸がん、子宮頸がんなどにかかりやすくなる。また虚血性心疾患や脳卒中、白内障や歯周病の危険度も高まる。免疫力の低下からインフルエンザなど感染症にもかかりやすくなる。喫煙者がインフルエンザにかかる率は非喫煙者の2倍以上だ。メタボの喫煙者は、メタボでない非喫煙者に比べて狭心症や心筋梗塞になる危険性が約4倍。